ゴールデンウィークをはさみ株式市場は谷間になる

ゴールデンウィークをはさみ株式市場は谷間になる

狭いレンジながらも堅調な相場展開を想定する。連休前で積極的な売買が手控えられる一方、米FOMC、その後のバーナンキFRB議長の会見によって、長期間にわたって低金利を維持する可能性が示唆されたことが、米国市場の上昇、海外勢による資金流入を意識させる。

 

株だけではなく、FX市場にも非常に注目だ。

 

また、ここ数年は連休前、連休の谷間での日経平均は上昇する傾向にある。大型連休による投資機会の減少により海外勢などのまとまった資金が流入しやすいほか、ポジション調整によるカバーなども考えられる。決算発表が本格化するなか、震災による影響から業績悪化は相当織り込まれており、決算発表で悪材料出尽くしに向かいやすい面もある。決算が嫌気される内容だとしても、現在の株価水準からは下値リスクは小さいとの見方もあろう。下落リスクが小さければ、当然、リスクを取りに行く参加者も増えよう。

 

今日は決算発表の第1弾のピークとなり、主要銘柄を中心に300社程度の決算が予定されている。ザラバ発表銘柄にピンポイントで資金が集中する形での日計り売買が一段と活発化する。ザラバ発表予定の企業は、確認できるものだけでも100社を超えており、主なところではNSSOL<2327>、大特鋼<5471>、デンソー<6902>、三井造<7003>、川重<7012>、ユニチャーム<8113>、川崎船<9107>、郵船<9101>、東芝プラ<1983>、新日鉄<5401>、ジェイテクト<6473>、三菱重<7011>、アイシン精<7259>、ネットワン<7518>、住生活G<5938>、日立線<5812>、芝浦メカ<6590>、三井物<8031>、三晃金<1972>などが予定されている。これまでの値動きをみても、決算発表後には一旦リバウンドに向かう銘柄が多く散見されている。

 

テクニカル面では保ち合いレンジでの推移が続いており、好悪シグナルが移り変わりやすいところ。保ち合いを放れるタイミングが近づいている状況であり、スタンスとしては上放れを想定しておきたいところだ。

 

なお、27日のNY市場でダウ平均は95.59ドル高の12690.96、ナスダックは22.34ポイント高の2869.88。シカゴ日経225先物清算値は大証比20円高の9730円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、NTT<9432>、キヤノン<7751>、三井住友<8316>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル82.22円換算)で全般堅調だった。

 

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ニューヨーク市場は上昇。ダウ平均は95.59ドル高の12690.96、ナスダックは22.34ポイント高の2869.88で取引を終了した。FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を控えて朝方は小動きで始まった。注目のFOMCでは現行の実質ゼロ金利を据え置くとともに、今後、長期間に渡って低金利を維持する可能性が示唆された。また追加量的緩和については予定通り6月末で終了するが、既に買い入れた米国債の保有高は維持する考えを表明。FOMC後はバーナンキFRB議長の会見が行われ、金融政策や景気見通し、日本の震災の影響などについて質疑応答が行われた。当面、緩和的な金融政策が維持されるとの期待感から株価は引けにかけて上昇する展開となった。iPhoneアプリで為替情報を得よう。